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【SBT】WSL2にScalaのビルドツール"SBT"をインストールする

概要

SpinalHDLやChiselなど、ScalaベースでHDLを生成するフレームワークの利用が広まっています。

本記事では、ScalaやJavaのビルドツールであるSBTをWSL2にインストールします。

作業

基本的に、SBTのドキュメントに則って作業します。

はじめに、依存パッケージのOpenJDKをインストールします。

sudo apt install -y openjdk-8-jdk

続いて、さらなる依存パッケージのインストールやSBTのGPG鍵の登録などを行います。

sudo apt install apt-transport -https curl gnupg -yqq
echo "deb https://repo.scala-sbt.org/scalasbt/debian all main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/sbt.list
echo "deb https://repo.scala-sbt.org/scalasbt/debian /" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/sbt_old.list
curl -sL "https://keyserver.ubuntu.com/pks/lookup?op=get&search=0x2EE0EA64E40A89B84B2DF73499E82A75642AC823" | sudo -H gpg --no-default-keyring --keyring gnupg-ring:/etc/apt/trusted.gpg.d/scalasbt-release.gpg --import
sudo chmod 644 /etc/apt/trusted.gpg.d/scalasbt-release.gpg

パッケージ一覧を更新し、SBTをインストールします。

sudo apt update
sudo apt install -y sbt

まとめ

本記事ではGPG鍵を登録することでaptを用いてSBTをインストールしました。

次回以降はVexRiscvのRTLの生成などにSBTを使用したいと思います。